認知症新薬について思う事
2024年2月12日
認知症新薬について思う事
認知症に対して決め手となる治療・予防の手立てがない頃、気になって医者に行き早期に診断がつくことは
“早期診断・早期絶望”
と揶揄されていた時代があった。
妻が2003年(60歳)の時に、聖マリアンナ病院で“若年性アルツハイマー型痴呆”と診断され、加えて横浜市大病院のセカンドオピニオンの先生には、
“うまいものを食べて、どこか旅行して温泉入ってのんびり過ごしたらいい”といわれた。
(在宅介護10年超継続して1年半特養入所後2017年看取る)
医師・医療を責めているわけではない。
当時、認知症とは?の説明時に頻繁に使われていた資料:
縦軸に認知機能、横軸に経過年数、8から10年後には死に至ると読み取れる図表:今でもはっきりと記憶に残っている。
“早期診断・早期絶望“
認知症患者が置かれている状態がそのように表現される時代であった、と考える。
因みに、今でいう認知症対応デイサービスが開始されたのは、2007年と記憶している。
今は違う、アルツハイマー型認知症は、なってから治療するのではなく、なる前に予防する時代になった、と考えたい。
長年の懸案であった認知症基本法が昨2023年成立し、法の成立に後押しされたように、アルツハイマー病による軽度認知機能障害及び軽度の認知症の進行抑制に効果のある新薬が開発承認された
新薬(成分名・レカネバブ、販売名・レケンビ)の投与を、医師が判断する際に欠かせないのがアメロイドベータ―(異常たんぱく質)が脳内に溜まっているかどうかを調べることと、とされている。
アメロイドベータ―脳内蓄積確認は、PET等の検査手法があるようですが、費用や実施可能施設制約などの課題があるようだ。
一方、血液による簡便検査手法が技術的に急速に進歩していると、伝えられている。
新薬開発のエーザイ(株)社長は、血液検査によるアメロイドベータ―の蓄積確定方法は、早急に整えていく考えであると、記者会見で答えている。
認知機能について、日常生活の中で気になる方や機能低下の心配のある方、を血液検査で早期に割り出し、早期の認知機能低下の方に有効とされている新薬処方の対象になる方が拡大すれば、軽度・早期の段階で認知機能低下の診断・対応・治療につながる、と考える。
認知機能低下の早期診断・早期対応ができ、認知機能低下の“先送り”が可能となれば介護保険、医療保険の削減につながると同時に、当事者と介護家族のQOLの改善にもつながると考える。
“町田市成人健康診査”(40歳以上の国民健康保険及び75歳以上の後期高齢者医療制度加入者が対象)の“医師の判断による追加検査項目”の、選択肢の一つに“アメロイドベータ―の脳内貯まり具合血液検査”項目を新規に追加することを、期待提案する。
日常生活の中で認知機能の低下を気にされている方及び周辺家族の方が、この選択肢を選択するケースは多々あるのではないか。
アルツハイマー型認知症の原因の主たるものに“加齢”がいわれている。
人生100年時代の超高齢化社会を迎えて、“誰もが認知機能の低下”、がごく当たり前のように自分事になってくる時代。
初期診断・初期対応の重要性は論を俟たない。
町田市成人健康診査と関連付けての上記期待提案は、行政側から見れば、当然コストがかかる事ではあるが、前述の如くの介護保険、医療保険の削減及び介護家族の介護負担軽減・QOL改善に繋がり、合理的・妥当性のある社会的に価値あるものと、考える。
勿論、2024年2月現在、未だ当該血液簡便検査手法が確立しているとは聞いていないが、間もなく実現化するであろうという前提で、提案する次第である。
更に新しいニュースとして、認知機能低下や脳の神経細胞脱落に直接働きかける異常たんぱく質・タウタンパク(アメロイドベータ―が引き金になって生成される)に有効な新薬開発がすぐそこまで来ている、と
いわれているようだ。
妻には間に合わなかったが、私には間に合いそうだ、勿論あなたにも!
アルツハイマー型認知症は、なってから治療するのではなく、なる前に予防する時代になった。
以上
認知症友の会 山田賢三
認知症に対して決め手となる治療・予防の手立てがない頃、気になって医者に行き早期に診断がつくことは
“早期診断・早期絶望”
と揶揄されていた時代があった。
妻が2003年(60歳)の時に、聖マリアンナ病院で“若年性アルツハイマー型痴呆”と診断され、加えて横浜市大病院のセカンドオピニオンの先生には、
“うまいものを食べて、どこか旅行して温泉入ってのんびり過ごしたらいい”といわれた。
(在宅介護10年超継続して1年半特養入所後2017年看取る)
医師・医療を責めているわけではない。
当時、認知症とは?の説明時に頻繁に使われていた資料:
縦軸に認知機能、横軸に経過年数、8から10年後には死に至ると読み取れる図表:今でもはっきりと記憶に残っている。
“早期診断・早期絶望“
認知症患者が置かれている状態がそのように表現される時代であった、と考える。
因みに、今でいう認知症対応デイサービスが開始されたのは、2007年と記憶している。
今は違う、アルツハイマー型認知症は、なってから治療するのではなく、なる前に予防する時代になった、と考えたい。
長年の懸案であった認知症基本法が昨2023年成立し、法の成立に後押しされたように、アルツハイマー病による軽度認知機能障害及び軽度の認知症の進行抑制に効果のある新薬が開発承認された
新薬(成分名・レカネバブ、販売名・レケンビ)の投与を、医師が判断する際に欠かせないのがアメロイドベータ―(異常たんぱく質)が脳内に溜まっているかどうかを調べることと、とされている。
アメロイドベータ―脳内蓄積確認は、PET等の検査手法があるようですが、費用や実施可能施設制約などの課題があるようだ。
一方、血液による簡便検査手法が技術的に急速に進歩していると、伝えられている。
新薬開発のエーザイ(株)社長は、血液検査によるアメロイドベータ―の蓄積確定方法は、早急に整えていく考えであると、記者会見で答えている。
認知機能について、日常生活の中で気になる方や機能低下の心配のある方、を血液検査で早期に割り出し、早期の認知機能低下の方に有効とされている新薬処方の対象になる方が拡大すれば、軽度・早期の段階で認知機能低下の診断・対応・治療につながる、と考える。
認知機能低下の早期診断・早期対応ができ、認知機能低下の“先送り”が可能となれば介護保険、医療保険の削減につながると同時に、当事者と介護家族のQOLの改善にもつながると考える。
“町田市成人健康診査”(40歳以上の国民健康保険及び75歳以上の後期高齢者医療制度加入者が対象)の“医師の判断による追加検査項目”の、選択肢の一つに“アメロイドベータ―の脳内貯まり具合血液検査”項目を新規に追加することを、期待提案する。
日常生活の中で認知機能の低下を気にされている方及び周辺家族の方が、この選択肢を選択するケースは多々あるのではないか。
アルツハイマー型認知症の原因の主たるものに“加齢”がいわれている。
人生100年時代の超高齢化社会を迎えて、“誰もが認知機能の低下”、がごく当たり前のように自分事になってくる時代。
初期診断・初期対応の重要性は論を俟たない。
町田市成人健康診査と関連付けての上記期待提案は、行政側から見れば、当然コストがかかる事ではあるが、前述の如くの介護保険、医療保険の削減及び介護家族の介護負担軽減・QOL改善に繋がり、合理的・妥当性のある社会的に価値あるものと、考える。
勿論、2024年2月現在、未だ当該血液簡便検査手法が確立しているとは聞いていないが、間もなく実現化するであろうという前提で、提案する次第である。
更に新しいニュースとして、認知機能低下や脳の神経細胞脱落に直接働きかける異常たんぱく質・タウタンパク(アメロイドベータ―が引き金になって生成される)に有効な新薬開発がすぐそこまで来ている、と
いわれているようだ。
妻には間に合わなかったが、私には間に合いそうだ、勿論あなたにも!
アルツハイマー型認知症は、なってから治療するのではなく、なる前に予防する時代になった。
以上
認知症友の会 山田賢三
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