認知症とは?

「認知症」とは病名ではなく、記憶力や判断力が低下した状態を示す症候群のことです。
認知症の定義は、「認知機能が、後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活
や社会生活に支障を来した状態」とされています。つまり、単に記憶力や判断力が低下し
ただけではなく、それによって日常生活に支障が出ている場合を、認知症といいます。

原因となる病気は、アルツハイマー病63%、血管性認知症15%、パーキンソン病を
伴う認知症7%、レビー小体型認知症5%、その他で10%となっています。

認知症の症状は、脳の神経細胞が障害されることが直接の原因となって起こる「中核
症状=認知機能障害」と、周囲の人との関わり合いの中で生じる「周辺症状」とも呼ば
れるBPSDに大きく分けられます。

*「中核症状=認知機能障害」には、記憶障害、失行=道具が上手く使えないなど、
  失語、失認=目の前のものや音が何なのかが分からない、遂行機能障害=
  物事を順序立てて行う事が出来ない、などがあります。
*BPSD(周辺症状)には、徘徊、食行動異常、睡眠覚醒リズム障害、幻覚、妄想、
  うつ症状、不安・焦燥、介護拒否、暴言・暴力・攻撃性、などがあります。

認知症の診断と治療に関しては、診断法として、問診、認知機能の低下テスト、
血液検査・脳せき髄液検査・脳の画像検査、などがあり、治療方法としては、
薬剤・認知刺激療法・回想法、リハビリテーションなどがあります。

出典:別冊NHK今日の健康 認知症 よりよい治療と介護のために NHK出版 2011年3月25日発行




 

ブログ

1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031
QRコード
携帯用QRコード